ある美容師に、こう言われました。

「美容室をしたら、倒産するよ。」

その人は、話せる美容師です。

トークが上手で、指名も多い。

お客様との会話で信頼を作り、長年かけて固定客を育ててきた。

だから——

その人の言葉は、間違っていない。

その人の物差しでは。

話せる美容師が成功する。

それは、一つの正解です。

でも——

私の物差しは、違います。


私が作ろうとしているのは——

「話せる美容師がいる美容室」ではなく——

「話さなくてもいい美容室」です。

その美容師のお客様は——

会話を楽しみに来ます。

私のサロンに来る人は——

会話をしなくてもいいから来ます。

最初から、別の人たちです。

競っていない。

「倒産する」と言われたとき——

私は何も言えませんでした。

でも今は思います。

その言葉は——

私の可能性を測ったのではなく——

自分の物差しで測った言葉だった。

美容室が苦手で、でも言えなくて。

おしゃべりが負担で、それでも我慢して通い続けている人がいる。

その人たちの声を——

その美容師は、軽視していた。

だから見えなかった。

そのニーズが。

「話さなくてもいい場所を、ずっと探していた」という人が——

浜松に、必ずいると思っています。

その一人に届けば——

「余白」という名前が、全てを語っています。

答えが埋まっていない場所。

まだ何かが生まれる余地がある場所。

批判した美容師たちの言葉を——

もう判断基準にはしない。

これからの、

わたしの判断基準は——

来てくれたお客様の声だけです。

「話さなくてもいい場所を、ずっと探していた」という方へ。

余白は、そういう方のために作っています。

当サロンでは、静かに過ごしたい方にも心地よくお過ごしいただける空間づくりを大切にしています。

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